雑誌の感想:DIGGIN’ MAGAZINE ISSUE 04

雑誌の感想:DIGGIN’ MAGAZINE ISSUE 04

 みなさんこんにちは。エス氏です。雑誌の感想、今回はDIGGIN’ MAGAZINE ISSUE 04です。初めて読みましたが、この雑誌は実に面白いですね。最初はパウダー滑ってる写真が載ってるだけの中身スカスカ系かと思いましたが、実に濃かったですな。

 まず感じたのは写真の美しさです。スノーボード雑誌の写真にこんなに見入ったのは初めてですね。どの写真も迫力が凄いと思います。記事の中で使用予定の写真の4分の1を差し替えたというエピソードが出てきますが、その甲斐はあったのではないでしょうか。

 TOKYO SNOWBOARDIND ISSUEというだけあって、首都圏からアクセスしやすい群馬、特に谷川岳が記事が多いです。昨年首都圏で大雪となった日に自宅前の坂を滑るというエピソードも面白かったですね。様々な人物が山とスノーボードについて語っています。エス氏のスノーボードとはかけ離れたスタイルの人たちの話は実に刺激的ですな。
 パウダーブームでゲレンデの外に出て行く人が増えておりますが、ここではさらにその先の、この山のこの斜面を滑りたい、という人達が登場します。ただ単にパウダーを滑りたいという次元ではなく、エス氏の理解を越えたスノーボードスタイルだと思いますね。ゲレンデで滑っているだけで十分にスノーボードを楽しんでいるエス氏なので、ここまで雪と山に深入りすることはないと思いますが、ストーリーとしてはとても好きですね。

 谷川岳へ挑戦するスノーボーダーたちのギアチェックという記事では、道具の写真の並べ方が「GO OUT」っぽいなと思ったのですが、よく見ればこの雑誌もGO OUTと同じ出版社でした。

 この雑誌の中で宝台樹のローカルが「チャレンジする谷川とそこへ向かうために鍛錬する各スキー場という構図が明確なのが水上」とか、福山正和さんが宝台樹で滑り込むとかいっているので、エス氏も水上エリアと宝台樹スキー場に興味を持ちました。年末年始の一人スノーボードトリップの初日に宝台樹へ行ったのは完全にこの雑誌の影響ですね。確かに面白いスキー場だったので、駐車場が無料になったらまた行きたいと思います。

 谷川岳はさすがにインドア派のエス氏には敷居が高すぎますが、ここ数年長野をメインで滑っていたエス氏が群馬エリアを見直すきっかけになりました。
 というワケで、お値段は高めですが買って読む価値は十分にありますのう。

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